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2015年8月10日 (月)

7月のメンバーお勧め本 1

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手毬オススメ
皿の中ににイタリア 内田洋子著 講談社

イタリアミラノ在住の著者が綴るエッセイ。
歯切れがよく無駄のない文章だが、小説のような奥行きがある。
料理の記憶を辿れば、友人知人たちの姿が鮮やかに浮かび上がる。

気難しい魚屋兄弟、魅惑的な女性カメラマン。
個性的な仲間たちを素材に、イタリアのおいしい食材を加えて著者が腕をふるえば、
豊かな味わいの一皿が現れる。
後は味わいを堪能しながら読みふけるしかない。
           
一昔前のイタリアエッセイの絶品は須賀敦子さんで、
現在のイタリアは内田洋子さんだろう。
最高のご馳走は噛み応えのある仲間たちとあとがきにあるように、
メンバーの皆さんと噛み応えのある仲間を目指してゆきたい。

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アコさんオススメ
赤猫異聞 浅田次郎著 新潮文庫

          

明治元年を舞台に、極悪人として牢屋につながれている三人。
大火が起こり、どうするかになった時、牢番の親分が縄を解く。
条件は火が収まれば必ず三人揃って戻ってくること。
一人でも戻らなければ、全員死罪にする。逃げても必ず見つけ出す。
           
三人は冤罪で捕まっていた。
逃げた三人がその後をどうするかというところに、ドキドキしながら、
人情も感じさせ、ぐんぐん引き込まれていく。
読後感の良いエンターテイメント作品に仕上がっていると思った。

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