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2016年4月

2016年4月 4日 (月)

参考文献 『日本の恋の歌』 馬場あき子著 角川学芸出版

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副題が貴公子たちの恋です。
今回の百人一首は恋の歌を中心に撰んだこともあり、題名に惹かれて読んでみました。
古今和歌集や私家集の中から、恋多き貴公子たちの恋歌、返歌が登場します。
現代は恋が成立しにくい時代になったと言われます。
障害がさほどなく、すぐに成立して しまうからかもしれません。
恋は本来、冒険なのです。歌の多くが平安時代に詠まれました。
身分という圧倒的な壁を乗りこえようとする熱い想いは、
成就されずとも歌となって残り続 けました。
色好みの代表格、在原業平、伝説の美女小野小町、
詠み人知らずの名歌など、恋歌はなんと饒舌なことでしょう。






参考文献 『百人一首の作者たち』 目崎徳衞著 角川文庫(ソフィア)

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百人一首の解説本などに、かいつまんで書かれている作者の生涯。
興味が深まり、もう少し詳しく関係性なども知りたいわ。
そう思われた方に最適の一冊。
同時代に生きた歌人や、同じ境遇を辿った歌人を分かりやすくまとめて書かれています。
その生涯を知ることによって、百人一首それぞれの歌がより深く胸に響いてきます。      

参考文献 『百人一首で読み解く平安時代』 吉海直人著 角川選書

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吉海直人さんは京都嵐山にある百人一首の殿堂『時雨殿』の館長さん。
百人一首研究の第一人者です。
特に藤原定家がなぜこの百首を撰んだのか、どうしてのこの順列なのかなど、
歌の新解釈、 歌人たちのエピソードも加え、
平安時代を知る歴史書としても読み応えがあります。      

参考文献 別冊太陽『百人一首への招待』 平凡社社

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つい買ってしまう別冊太陽。何しろ写真が綺麗です。 欲しくなってしまうんですね。
百人一首はすでに何冊か出版している別冊太陽、その中 での最新号です。
写真が売りですから、お宝カルタがたくさん掲載されています。
尾形光琳作やら、江戸時代の浮世絵もあります。
三十六歌仙や扇形などの変わり種もあり、 なるほどと見入ってしまいました。
それだけではありませんよ。歌の意も作者達の解説もきっちりとおさえ、
藤原定家の「幽玄 有心」、茶道へと繋がっていく書の世界にも触れています。
多彩な雅の世界を読むだけでなく、目でも楽しめる、まさに百人一首への招待です。

参考文献 『百人一首今昔散歩』 原島広至著 中経の文庫

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色彩絵はがきと古地図から眺めるとあります。
文庫本ながら、ボリュームのある内容。何よりオールカラーなのが素晴らしい。
歌の解説、歌人達の説明もさることながら、
明治、大正期の絵はがきとを比べるように 現代の写真も載っています。
古地図ももちろんですが、今の地図もあり、歌に詠まれた 地の解説に心が躍ります。
雑学も詳しく、この本を片手に百人一首の地を巡ってみたくなります。

参考文献 『原色小倉百人一首』 鈴木日出男 山口慎一 依田康共著 文英堂

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日本文学全集2は、もちろん最初に買います。
次に副読本として手にしたのが本書。 これはCD付きです。
CDなしならば価格が半分、500円ほどというお手頃価格。
安いからといって侮ってはなりません。
オールカラーで各ページとも美しい写真が載っています。
歌の意もさることながら、語句、語法も丁寧に記載されているのがポイント。
大満足の内容に、百人一首の副読本の王道ともいえる一冊です。      

参考文献  知識ゼロからの百人一首入門 有吉保監修 玄冬社

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百人一首初心者向けの解説本。 カラーではありませんが、
歴史や歌人達の生涯もポイントを絞って書かれています。
人文相関図もコンパクトで分かりやすく、とても参考になりました。
雑学も多岐にわたり、初心者にも、少し知っている人にもプラスになる知識満載。

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