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お友だち

2017年6月13日 (火)

大学での講義

6月8日〔木〕
和文化の講義、双六実践での授業を一コマ頂戴した。
滅多にない機会で、ありがたいと同時に、とても心配もした。
何しろ、講師として話すのは初めてなのだから。
それも責任を伴う。

読書会を始めるずっと前、人前で話すなんて
絶対にすまいと思っていた。
もともと声が通らない。
マイクなら別だが(誰でもそうですね)

独りよがりの性格を意識していたのかもしれない。
知識も足りない。勉強もしていない。

今しかない。友人の言葉に背中を押され
あれよあれよと読書会を始めた。
最初は人集めで、友人知人をそそのかして
会を立ち上げた。
なんとかなるものである。

Shie
あとは続けることだ。
これが一番難しい。

あれやこれや、自分の至らなさを痛感し
お叱りや励ましも受け
今に至る。

人が来ない日もある。
今もたいして変わらない。
楽しいかと問われたら
苦笑することも多い。

怠け者である。
集中力も能力も低い。
おまけに歳だ。

年齢なんて関係ないと言うけれど
ちょっと嘘、とか思う。

壇上で喋っていた。

勉強をしてください。
学問は裏切りません。
やった分、必ず何かを与えてくれます。

本心だが
よく言うよ。
どれだけしたんだ勉強を。

それでも若い人には言いたい。
学問は必ず身になるよ。

人生は分からない。
不思議なことがある。

今まで、自分の力だけでやってきた
そう思い込んでいた。
たくさんの人がわたしを育て
力を貸してくれていた。

それを本当に気がついたとき
上を見上げながら
階段を一歩一歩上がっていけるかもしれないと
思えた。
亀のような歩みでも。

拙い授業を聞いてくださった生徒さん
ありがとう。
今度会うときは、もう少し成長していたいです。

2016年1月 2日 (土)

明けましておめでとうございます。

毎年のようにバタバタと年を越し
新年を迎えました。

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さて、新年の抱負。
昨年立ち上げた読書会も同じく年越しをしました。
継続は力なり
を信じて、会を重ねたいと願っています。

日本文学全集を追いかけていますが。
が、いよいよ苦手意識の強い古典に突入しております。

昨年末、百人一首を皮切りに、次回は井原西鶴にバトンタッチ。
わたしにとっては未踏の地です(苦笑)

百人一首はすべての古典の入口と言われます。
五百年をまたぐ人々の歌です。
短い語句に思いを込めて、愛を語り、過ぎゆき季節を愛でる歌の数々。

百人いれば百人の生きた時代があり
百の思いがあり、人生があります。
周辺の物語も立ち現れて、ボリューム満タンでした。

歌から始まり、歴史書に手を出し、また歌に戻る
曲がりくねりながら百人一首を追いかけた一ヶ月でした。

新年なんだから、百人一首カルタをすればいいのだけれど
人数不足で出来そうにもありません。
残念。

ホームページも大幅に改善していきます。
古典が初めてのかたにも楽しめる、興味を持ってもらえる読書を
考えていきたいとも思っています。

さぁ、本年も始まりました。
よろしくお願いします。

2015年12月 5日 (土)

ユニセックス

12月、夕暮れ時、冷えてきました。
初冬の訪れに、マフラーを巻き本格的なコート姿で
歩いていました。

向こうから電動車椅子がやってきます。
笑ったら可愛いだろうなという丸顔の老いた人が
毛糸の帽子を深くかぶりっています。
膝には薄いブルーの膝掛けをしていました。

何とも可愛いおばあちゃんです。
夕方の散歩代わりのお出かけでしょうか。
近づいてきます。
目が合ったので軽く会釈を返しました。

「寒なったね」
野太い声。

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「!」
おじいさんか!
内心思ったものの、
「ええ。本当に」
笑顔で応えて通り過ぎました。

絶対おばあさんの顔をしていたんです。
ある一定年齢を超えると
ユニセックスになるんだなぁと実感した出来事でした。

2015年10月24日 (土)

半月

満月が好きです。
夜空にぽっかりと浮かぶ、輝く丸い月に出会うと
しばらく見上げたあと、スキップしながら夜道を行きたくなります。

ツレと二人の時は夜にまかせて手をつなぐけれど
たいていが一人。
でも、満月だと月と二人連れ。
どこまでも照らしてくれそうになります。

三日月は神秘的で、
そして半月。

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人の世に生まれてずいぶん経ちます。
そうですね。
半月くらいが丁度いいんですね。
今さらながら気付かされます。

ここしばらく、新しい人と会ったり話したりが
多くありました。
これからも増え続けることになりそうです。

楽しいこともあるけれど
めんどうで、摩耗することもやっぱりあります。

すべては分からない。
半分知ることができれば、それが上限なのだ。
いいことも半分、悪いことも半分。
人の心も、人もまた半分。

半分明るければ、半分が闇。
見えている半分が輝いていれば
それだけを見ればよい。

上弦の月だから。

すべてを望めば、満月になれば
あとは欠けてゆくだけ。

心の苦しさ、行き詰まりが
すべてを求めるからかもしれない。

半月はそう教えてくれました。
たくさんを望まず
半分くらいで
人の中で疲れない秘訣なのかもしれませんね。

半月に照らされながら
半分の孤独を相棒にして
今夜は夜道を帰りましょう。

2015年8月26日 (水)

前世

前世はあったのだろうか。
あったとしたら、わたしはどこで何をしていたのだろう。
ふと考えることがある。

あの角を曲がり、古びた石の階段をタッタッと上る。
二階あたりで、小さな木の扉を開ける。通りに面した窓から
夕刻の灯りがこじんまりとした居間を照らし出す。

ささやかな満足を糧に、日々を暮らしていた。

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経験したことのない生活がするりと胸に入り込んでいた。
ミラノを歩き廻っていた時だ。

わたしは石の建物が建ち並ぶ街角で立ち止まり
懐かしげに当たりを見回す。

ここの場所ではないが、この街のどこか、
もう少し昔なのかもしれない。

空気が馴染む。
初めて訪れた街なのに、異国という気持ちが湧いてこない。
若い頃、ローマやフィレンツェを旅したせいだと思っていた。
平べったい東アジアの顔をしているわたしが
彫りの深い横顔をした人たちの中に、自然と紛れていく。

異国を旅すると、好奇心と同時に緊張感も携える。
何度か行くうちに自然とそうなった。

ミラノはスリなどが多く、トラブルも多いと聞いていたのに
リラックスしている。

なんだろう、この感覚は。
そう、暮らしているようにがふさわしい。

この街の夜も、大聖堂も知っている気がした。
奇妙な懐かしさに包まれながら、路地裏をするすると抜けていく
見知らぬ女性の後ろ姿を目で追いかけていた。

この街で、暮らしていましたか。
はるか昔のわたし。

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2015年7月13日 (月)

ミラノ万博ちらほら 音楽編②アンゴラ館ライブ

アンゴラってアフリカのどこにある国でしょう。

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アフリカ大陸の下、大西洋側にあったんですね。
ポルトガルの植民地だった時代があり、公用語はポルトガル語となっています。

アフリカはまだまだ紛争地帯というイメージがありますが、
アンゴラは停戦後、鉱物資源と石油 ダイヤモンドなどを軸に
急激な経済発展を遂げている国でもあったんです。
知りませんでした。。

ギリシャ危機でユーロ圏の中でも、ポルトガルやスペインなどは経済的にもかなり厳しい。 仕事を求めアフリカ大陸に出稼ぎに行く人も多くあるそうです。
アンゴラでは不法滞在によるポルトガル人の強制退去処分ってこともあるとか。
皮肉な逆転現象ですね。

アフリカでも勢いのある国、アンゴラ。
オープンスペースカフェにはステージが併設され、
お兄さん? ン。。おじさん?の熱唱が 響き渡っておりました。
どことなく昭和演歌ぽいなぁと思ってしまいました。


2015年7月 8日 (水)

ミラノ万博ちらほら ②音楽編

食の万博なので、食べる物に注目が集まるのは当然ですが、
ユーロを日本円に換算すると、結構なお値段になります。
どれも割高なんですね。
お腹に入る量も限られており、思うほど食べられないのが現状です。
(過ぎ去っていった若さのせいかも。。)

とにかく歩く。歩く。
ずどんとした幅広の大通りを挟んで、各パビリオンが並び建っています。
道は一本、まっすぐで平坦なのが救いかもしれません。

ミニバスやミニトレインでも走っててくれ~~高くても乗るぞ!
そう叫びたくなるほど広い。。
おまけにパビリオンの多くは、エスカレーターなんぞありません!pout

万博はエコじゃない!反対派の団体が入場ゲート前でビラを配っていました。
観光客のいない地域ではデモ隊との衝突もあったようです。

おかげで街中、警官がいっぱい。治安に関しては◎です。
警備に費用がかかるのか、やっぱりエコじゃないから無駄を省くのか
自分の足だけが頼りはさすがに疲れます。

だからこそ、パビリオンの中でゆっくり座れ、心地よい音楽でも聴くと、
ホッと一息つけます。
ついでコーヒーなんかあれば言うことなしなんだけれどね。
食の万博だから、各パビリオンでは迷ってしまうほど試食をさせてくれて、
なんて想像は大きく裏切られますよ!crying

飲み食いしたければお金を払うのが当然なんです。
食の万博だから忘れそうになりますが、そこはそれ採算重視のビジネスという感じ。

柔らかな音色のケルティックハープ。
アイルランド館です。
途中、聞き入っている男子は、夢中になり、その場から動かないので
友だちが呼びに来ていました。

 


思い出すのはハープ音色だけ。
はて、アイルランド館の展示ってハープ以外は? 食ってあったかなぁ。。
記憶が抜け落ちています。写真展示だけだったかも。。coldsweats01

2015年7月 7日 (火)

ミラノ万博 ちらほら①パレード編

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ゴールデンウィーク、ミラノに行ってまいりました。
この時期は家にお隠りが一番と思っているので、想像通り疲れまくりましたが
大阪万博に洗礼を受けたわたくしめのツレは、喜々としておりましたな。。gawk

開幕一ヶ月前にインフラ担当のトップが収賄で逮捕されるなど、本当に大丈夫か?
という予測通り、工事中というか開いていないパビリオンも相当数ありました。coldsweats01

食の万博といっても、開幕の初日は店も開いておらず、雨が降って寒いやら
移動するのは自分の足だけ、という過酷な状況でした。
万博にいれば幸せというツレとは相反して、
わたしくしめはブツブツと悪態を吐き捨てておりましたな。。

そんな中でほっと安らいだのがこのパレード。
あまりに素朴で、どこかの遊園地かしらん?と思うのどかさでございました。

 


まだ数回しかパレードはしていないはず。
それなのに白いウサギさんはすでに汚れがちらり。。。 weep
たぶん、ズッキーニさん?でしょうね。頑張って踊っていただきました。happy02
夏は辛いでしょうなぁ。。
メインの野菜の塊キャラクターは、中世ウィーンで宮廷画家となったアルチンボルドから
イメージを得たもののようです。

Photo
ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世・ジュゼッペ・アルチンボルド

2015年7月 5日 (日)

編み目の粗い脳細胞

わたしの脳細胞は、たぶん、編み目の粗いザルだろう。
いやきっとそうだ。
思い返せば学生時代、試験勉強だって一夜漬け。
知識が、粗い編み目になんとかひっかかっているうちが勝負で
少しでも揺れると、さぁ大変。パラパラと落ちていく。
後は何も残らない。

おまけに三日坊主とくれば、ちょっとした詐欺師である。
なぜって、実際のわたしは何でもコツコツ真面目に取り組むタイプに
見えるらしい。

ついでに沸騰型でもある。
癇癪持ちとは違うので、危険性はないつもりだけれど
沸騰したケトルは持ち手が熱い。
そう、何かと熱くなりやすい。
後は熱にまかせて突っ走る。

そんな時に出くわした人は災難だ。
熱湯に水を注ぐか、もしくは逃げて冷めるまで待つ。
とりあえず熱にまみれる。

ただ、お湯を沸かすケトルは実に安物で、保温性はない。
すぐに冷めちゃうところも三日坊主体質ゆえであろう。

あとは、もういいや、となってしまうから
熱を心配した人は肩すかしをくらってしまうみたいだ。
お付き合いいただいた友よ。
見捨てないでくれてありがとう。と心の中で拝んでいます(ホントか?coldsweats01

ただ、これは自分に関することで、人が関わると
案外、責任感が強いタチなので、悩んだりする。

そこを利用しなければ、わたし自身も成長がないぞと思い至って
読書会を立ち上げた。

だって、日本文学全集(池澤夏樹個人編集)を読み通したかったんだもん。
全集なんて、一人で読むのはとうてい無理でしょう。
何しろ三日坊主ですから。

読書好きらしき友人に声をかけ、そそのかしてメンバーにしてしまった。
何しろ古典が多い全集。古事記やら、日頃敬遠していた作品ばかりが登場となれば
なかなか頭の痛いところ。

始めた責任はあるので、しっかり読んで悩むようにはなったかな。

まぁ、そんなこんなで緩い脳細胞の思いついたことを忘れないために
ちょこっと書き綴っていきます。m(_ _)m